テーマ
犬、猫の基本的な解剖学と病理学を意識したコミュニケーターを目指す。
ペットの気持ちを知りたい、と相談に来る飼い主さんの中には病気起因による相談が多くあります。「痛いところはないか?」「治療は辛くないか?」「何かできることはないか?」など、飼い主が抱える心配な気持ちを解決することで、飼い主の心配な思いを感じ取っているペットたちが楽になることにつながります。
病気や体調そものが相談に含まれたアニマルコミュニケーションを行うには動物の解剖学や病理学、病気の種類といった情報と知識が必要になります。しかし、それらは相談内容の理解であり、診断に用いるものでは決してありません。知識と情報は多く持ち、理解しておくことに越したことはなく、飼い主さんからの信頼度向上にも繋がります。また、本講座ではヒーリングを学ぶ際に骨格や臓器といった体の仕組みを参照しながら施術を行っていくので、基本的な解剖学や病理学に対する理解を習得をプログラムに入れています。
■開催日時と受講者
2021/6/27(15:00-18:00) 参加者:岩谷さん
■確認事項
・アドバンスクラス専用ページにあるコンテンツの説明
・犬/猫の解剖学や病気に関する書籍で、お持ちの書籍を確認。
■学習ポイント
☑︎アニマルコミュニケーターとして相談を受ける時に病気を伴う心身の悩みが多いことから、動物の体の仕組みや病気の知識も持っていたら心強くなれる。
☑︎獣医師ではないので、診断は絶対に行わないことを強く意識し、守る。
☑︎種族特有の疾患の情報を抑えつつ、決めつけや枠に囚われない読み解きを行う。
☑︎デジタルオーラリーディング
■書籍紹介
犬、猫の体の仕組みと病気について学べる書籍です。「イヌ・ネコ家庭動物の医学大百科」は新書として入手可能な販売元情報を掲載しています。この書籍はアプリ版があります。
「イヌ・ネコ家庭動物の医学大百科」
販売元:公益財団法人 動物臨床医学研究所
「イラストでみる犬の病気 (KS農学専門書)」
「イラストでみる猫の病気 (KS農学専門書)」
「決定版 犬・猫に効くツボ・マッサージ 指圧と漢方でみるみる元気になる」
■実際のセッションで健康に絡んだ相談にあった病気事例
🐕犬
・小肝症
・門脈シャント
・血便
・胆泥症
・腎臓病
・副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)
・副腎皮質機能低下症(アジソン病)
・甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
・甲状腺機能低下症(橋本病)
・前庭疾患
・てんかん
・マセラチア
・皮膚病
・膿皮症
・内耳炎
・外耳炎
・耳血腫
・白内障
・緑内障
・進行性網膜位縮症
・ストルバイイト
・歯周病
・膝蓋骨脱臼(パテラ)
・ヘルニア
・関節炎
・免疫介在性溶血貧血(IMHA)
🐈猫
・猫カリシウイルス感染症
・尿路結石
・腎臓病(慢性)
・悪性腫瘍
・腫瘍性貧血
・慢性腎臓病
・歯周病
🙋♀️アドバイス情報
・マッサージ(鍼灸、整体など)
・フラワーエッセンス
・CDB
・ホメオパシー(ホメオパスに相談の上)
アニマルCBD研究会
日本の動物医療従事者の中で獣医師が旗振りしている団体で、実際の症例を元に説明しているところがわかりやすいので、参考にしています。
■3D解剖図のアプリの活用
解剖図アプリは3Dで体、骨、筋肉、血管、神経、臓器を表現していて、1本、2本と指の操作で直感的に見たい部位を拡大/縮小/回転することができます。
この直感的な操作と、3D画像が私たちの脳を刺激して脳内に立体的な見え方や捉え方をしてくれています。アプリが3Dで出来ているのですが、このアプリを使うことで「立体把握能力」を養うことができるので、優れものなんです。
では、立体把握能力とは何かというと、言葉のとおり「物の形を立体的に正確に把握する能力の事」です。これはオーラを読み取る時に役立ちます。具体的には、見えない部位を3Dでイメージしていくと見えてくるようになるということです。
アプリのダウンロード先情報はアドバンスクラス共通ページにあります。
■ibisペイントの使い方
はじめに・・・おすすめはタブレットで、専用のペンを使った方が筆圧をコントロールして描くことができます。(田中個人的にはiPadと🍎ペンが綺麗に描けるのでおすすめです)
使い方の大きな流れ
①写真の取り込み方
②背景画像の消し方(ibisペイント内で消す場合と、背景を消すアプリを使った場合)
③画像の位置とサイズ感(オーラの大きさを見積もって画像サイズと位置を決める)
④レイヤーの使い方(オーラの層や特徴的なオーラの場合はレイヤーを分ける)
⑤サインを入れる(画像名の整理と、ダウンロードした時のファイル名になる)
⑥画像のダウンロード(写真アルバムへの保存)
描き方のコツ
①画像は1:1の白いキャンパスを選ぶ
②ペンは一定方向の向きでエネルギーの流れを意識する🌀
③隣り合う色が暖色/寒色の時のグラデーションは薄い色から先に描く
④隣り合う色の重なりは「ぼかし」機能を使う
⑤飼い主さんにお渡しすることを意識して綺麗な色を使って表現していく
■セルフワーク
アドバンスコースではセルフワークの実践を特におすすめします。オーラを読み解き、行動と反応を総合的に判断していくことや、相談事項に対する答えの導き方など、自分の知識の限界や「わからない」といった思考が限界を作ってしまうことがあります。そのような状態にならないようにするためには普段からの地味なトレーニングが効果的です。
おすすめワークは、「瞑想」「緑を見る」です。
■誘導瞑想
「ヘッドスペースの瞑想ガイド」をチベタン・シンギングボウルの音源を使って誘導瞑想を行いました。チベタン・シンギングボウルは、いにしえよりチベット密教に伝わる神聖な法具で、その心地よい響きは倍音と呼ばれ、人や物、空間を浄化しチャクラを癒し活性化すると言われています。心奥深くに響く音は瞑想効果をより深いものとしてくれます。
■講座風景
病気事例について語っていた時の様子です😊
■次回の連絡事項
2回目の講座からアプリを使ってオーラを描いていきます。
オーラの意味一覧「Animal Aura Reaging Analytics」を手元にご用意ください。
誘導瞑想や呼吸法は毎回行いますので、膝掛けやショール、ブランケットなどをご用意いただくことをおすすめします。
おまけ🏥
アニマルコミュニケーションの相談も病気に関する不安や心配を尋ねてこられる方が多くなりました。また、病気の種類も多岐にわたり、確定しているものならまだしも、原因が不明なものや、特定するための検査で全身麻酔を行う必要があるなどの生命のリスクを抱えなければならないなど、という状況のご相談も増えてきている状況です。
獣医師免許がないと診断を行ってはいけないというのは当然のことですが、人は親切心からこうなんではないか?と、推測でも限定した伝え方をしまうことがあります。
私たちアニマルコミュニケーターは動物と飼い主さんの心に寄り添うこと、その時最適な言葉を伝える者ですので、親切心の中身を確認した上で言葉を伝えていくようにしたいものです。(獣医師免許や動物看護師資格を持っている場合はまた異なってきます)
ありがとうございます!
mie🍀
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